



贈与とは、あなたが、お金や株・不動産などの財産を、子供や孫、親や兄弟にあげることです。
もらう人が喜ぶ顔を見ることは、あなたにとって、大変、うれしいことではないでしょうか。
相続では、あなたがこの世にいないため、お金や財産をもらう人は、お礼を伝えることができません。だから、それだけでも、贈与することは、得だと思います。
でも、私が、あなたに贈与を勧める本当の理由は、別にあります。
それは、相続で財産をあげるよりも、贈与を使うことで、明確なメリットがあるのです。
よく親族が、相続財産の分け方で、もめているという噂を聞くことがあります。
これは、相続する財産が多いか、少ないか、は関係ありません。
あなたの財産の総額が1,000万円だったとしても、その分け方に不満がある人がいれば、もめるのです。
あなたとしても、子供同士の仲が悪くなるのは、望んでいないはずです。
しかも、それが、自分が残したお金が原因となるのでは、死にきれないでしょう。
それならば、生前に遺言書を作っておけば、争いは避けられると考えるかもしれません。
では、あなたは今現在、すでに遺言書を作っているでしょうか?
人間は、いつ死ぬか分かりません。
結局、きっかけがなくて書いていない人が多いのです。
また、遺言書を書いてあったとしても、自筆の場合には法律的に無効になったり、なぜか2つの遺言書が出てきたりして、もめてるのです。
どちらにしても、財産を残す、あなたが話すことができないため、正確に子供たちに意思を伝えることができません。
では、もしできるだけ、生前に財産を贈与していたらどうでしょうか?
贈与とは、あなたと、もらう人がお互いに納得して、行ないます。
周りの人にも、あなたの意思とその理由を説明して、納得させることができます。
もらう人だけではなく、すべての人にとって、お金に関する争いを少なくできます。
結局、仲がよかったはずの子供たちが争ってしまうのは、あなたとの事前の話合いがなかったことが、ほとんどの原因なのです。
相続は、自動的に、あなたの財産を子供たちに渡すことです。
でも、贈与は違います。
契約なので、あなたが時期と贈与する金額を決めて、そのときの条件を付けることができます。
例えば、あなたの介護をしてくれたら、1,000万円を死んだときに贈与するという条件でも構いません。
銀行のローンを引き継いでもらうことを条件に、賃貸アパートを贈与することもできます。
100坪の土地をあげても、そのうち、10坪は無料の駐車場として借りる条件をつけることもできます。
あなたと、子供が納得する条件であれば、何でも構いません。
しかも、贈与であれば、使い道も、あなたが指定できます。
孫のためにも、あなたの子供にマンションを買うときの頭金を贈与することもあります。クルマやピアノを買って、それを現物で贈与することもできます。
あげた土地は、自宅を建てることにしか使えないと指定するこもとできます。
とにかく、あげた財産を何に使ってもよいのではなく、その使い方を指定することは、人生経験が長い、あなたが教えてあげるべきです。
今まで、うまくお金を使ってきたからこそ、贈与できる財産があるってことなんです。
現在、相続税を支払うことになるのは、税務署の統計資料では、100人のうち、たったの4人です。
ただ、残りの96人が何もせずに、相続税を支払わなくてもよかったわけではありません。実は、96人のうち6人が、節税対策を行い、相続税をゼロ円にしているのです。
その節税対策は、いろいろな手法がありますが、その中でも、もっとも単純で、効果的なのは、生前に財産を贈与してしまうことです。
極端なことを言えば、あなたが生前に、すべての財産を子供や孫(または親や兄弟)に贈与してしまえば、絶対に、相続税はゼロ円になります。
もちろん、多額の財産を贈与すれば、贈与税がかかることは、確かです。
ただ、相続税は、財産が多いほど、税率が高くなるため、生前に一部を贈与することで、財産が少なくなれば、必ず節税できることになります。
何もせずに放っておけば、無駄に多くの相続税を支払うことになってしまいます。
相続税が支払えずに、苦しんでいる人たちも、現実にいます。
せっかく、あなたが財産を子供に残してあげたのに、恨みつらみを言われるなんて、悲しいことではないでしょうか。
ちょっとだけ対策するだけで、税金は大きく違ってくることを、忘れないでください。
これほどまでに、贈与には、見えるメリットがあるのです。
ぜひ、あなたも贈与を活用しましょうよ。
ただ、お金を贈与することを、友達や近所の人には相談できません。
あなたの財産がいくらあり、そのうち、どれくらいを贈与すればよいかなど、話をすることなんて、できませんよね。
でも、お金の話は、人生で、すごく大事なことです。
あなたが、これに真正面に向き合わずにいれば、結果的に、親族にも迷惑がかかります。あなたの周りの友達だって、しゃべらないだけで、絶対に贈与のメリットを知っていて、活用しているんです。あなただけ、それを知らないのは、損をしているとは思いませんか?

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